15周年記念台湾ダンス旅行
Dance Tour in Taiwan
 ダンス工房15周年を記念して、2015年4月24日(金)〜27日(月)の3泊4日で台湾の台北へダンス旅行を開催しました。
 今回の参加者は男性7名・女性7名の合計14名で台湾ダンス旅行を楽しんできました。


一日目の4月24日(金)
 早朝6時15分ダンス工房に集合し、貸切シャトルタクシーで関西空港に向かいました。
 8時過ぎに搭乗手続きを終え、出国審査などを経て、チャイナ航空159便にて定時の10時に関西空港から飛び立ちました。2010年のダンス工房10周年記念としてのハワイ親善ダンス旅行、2012年の韓国ダンス旅行に続いての3回目の海外ダンス旅行となりました。

 機内では、昼食を食べてたら、あっという間に台北の「桃園国際空港」に到着、2時間20分の空の旅でした。空港に着くと、現地ガイドの劉さんがお出迎え、専用大型バスにて、空港から台北市内の街へと向かいました。約40分のバスで、2時30分に「アンバサダーホテル台北(台北国賓大飯店)」に到着してチェックインしました。ホテルでは、HIS台北支店の営業課長と担当者がわざわざご挨拶に来ていただきました。


 一息ついて、3時30分に一路、台北の北東約40kmの山間に広がる、「九?」観光に向かいました。約50分で到着しましたが、噂どおりのやはり雨模様でした。山の斜面に幻想的な街が現れ、まるでタイムトリップしたような100年前の街並みにはみやげ物店がズラリと並んでいました。
 「千と千尋の神隠し」の舞台ともなった「阿妹茶楼(あめおちゃ)」のテラスで台湾銘茶と手作りスィーツを味わいました。
 メインストリートの石畳の階段の下で集合写真を撮り、広場の前の「九戸茶語」で夕食をいただきました。内容は台湾郷土料理で盛り合わせから始まり、芋の盛り合わせ、石焼のエビの紹興酒かけ、干し高菜と豚肉の煮込み、季節の野菜、スープ、ご飯、デザートにフルーツと続きましたが、香辛料の臭いが少しきつく、味もまあまといったろころでした。


 その後、市内に戻り、初日のダンスホール「東帝舞場」に踊りに行きました。120坪ぐらいの広さでしたが、金曜日とあってか案外空いていました。
 台北初日のダンスということで、直ぐにダンスタイムを始めましたが、日本と違って一曲が6〜7分、2曲分を繋いだ曲となっており、大変長く疲れました。
 入場料は500円ほど格安でした。


 1時間半ほど踊り、ホテルに帰りましたが、疲れも知らず、有志でホテル近くの「寧夏夜市」に向かいました。
 ここは、案外小さな夜市で300mぐらい通り沿いには飲食の屋台が並んでいましたが、台湾名物の「臭豆腐」の独特の強烈な匂いに思わず鼻をつまみました。
 食べたら美味しいらしいですが、私達には無理な匂いでした。
 屋台でエビとあわびを焼いてもらい、ビールで乾杯をしました。
 近くのコンビニでビールを買って帰り部屋で夜遅くまで二次会で楽しみました。


二日目の4月25日(土)
 昨日の疲れも忘れ、7時過ぎには朝食会場へ、メニューが沢山あったバイキングでおなか一杯食べ、今日一日の行動に備えました。
 朝9時にホテルのロビーに集合し、市内観光に向かいました。
 まずは、漢方や乾物などの老舗問屋が集まっている「迪化街」にある「月下老人」に行きました。「月下老人」とは男女の仲を取り持つ縁結びの神様だそうです。


 次に、暮らしの中に信仰が根付いている台北で、特に御利益満載、霊験あらたかとされる名刹の「龍山寺」に向かいました。
 商売繁盛の神様・関聖帝君、学問を司る文昌帝君など多くの神仏が祭ってある台北きってのパワースポットで手を合わせお参りしました。
 お参りの方法は、自分の名前と生年月日、現住所をしっかりと神様に伝えてから、反対向きになり、天に向かって祈願するそうです。


 次に向かったのは台北の原宿、秋葉原などと形容される繁華街西門町。
 若者ファションや雑貨のショップがいっぱいの服飾街を散策し、集合写真も撮りました。少し疲れたので、「西門町芒果冰」というその名のとおり、マンゴーかき氷が名物店で台湾名産のマンゴー、土芒果をまるごと1個のせたかき氷の「意難忘」NT$200の800円を味わいました。


 お昼は、もはや観光名所の超有名店、台湾を代表する名物グルメ小龍包のお店「鼎泰豊」(ディンタイフォン)本店で、小龍包、肉と野菜入り蒸し餃子、エビ入りシューマイ、小豆餡入りの小龍包、四川風五目スープにチャーハン、季節の野菜炒めに漬物をいただきました。口の中でほどける餡とスープに凝縮された濃厚な旨み。これぞ名物の小龍包に舌鼓をうちました。


 お腹も一杯になり、次に向かったのは台北のシンボルとして親しまれている超高層ビル「台北101」です。アジアで一番の高さ509.2mを誇る地上101階建ての超高層ビルで、89階の屋内と91階の屋外の展望台からは市街を一望すする眺めが最高でした。


 その後、松山区の商業エリアで台北市内で最大の服飾卸問屋街の「五分埔」へ向かいダンス服などの買い物を楽しみました。裏通り路地に数100軒あまりの服飾店がひしめいており、我々一般のお客さんのみならず夜市や露天の店員も衣服を買い付けにここを訪れるとのことでした。その後、ホテル近くの社交ダンス専門店の「大来」に移動しましたが、社交ダンス衣装の台湾メーカーのお店で、日本のチャコットやタカダンス、セキネといったダンス専門店で値段も高く、見学だけで終わりました。

 その後、いったんホテルに帰り、ダンスの準備をして、今夜の夕食会場のレストラン「梅子」に向かいました。
 豚肉の醤油煮、カキとモロミの炒め物、切り干し大根のオムレツ、エビのレタス包み、イカ団子、豆腐の醤油煮込み、魚の甘酢かけ、野菜炒め、担仔麺、ハマグリスープにごはんを美味しくいただきました。
 お腹も一杯になり、その後、二日目のダンス会場の「鎧帝ナイトクラブ」で一時間半ほど踊りました。会場は昨晩の「東帝舞場」より少し狭く、90坪でしたが柱が4カ所あり、少し気をつけて踊らなくてなりませんでしたが、土曜日の夜とあって、とても沢山の人達で賑わっていました。入場料は約800円とここも格安でした。
 専用車でホテルに帰った後は、お風呂で汗を流し、歩いて5分ほどにあるマッサージ店に行き、身体を癒し、疲れをほぐしてもらいました。
 全身オイルマッサージ90分でNT$1500の6000円、足裏マッサージ30分でNT$700の2800円、フェィシャル30分でNT$800の3200円でそれどれ好みのコースを選びました、みんな大変気持ちがよかったとのことでした。


三日目の4月26日(日)
 三日目は残りの市内観光ということで、少し遅めの朝食をとり、10時にロビーに集合としました。
 先ずは、ホテル近くの「占い横町」に向かいました。ここは行天宮前の交差点の地下道にある話題の裏異なスポットで、小さな占いブースが軒を連ね、仕事から恋愛、健康、財産、学業まで占ってくれるそうです。まだ朝早くでこれから開店の準備の店もありました。
 地下道を上がると、商売の神様でもある三国志の名将・關羽を主神として祀る絢爛豪華な寺廟「行天宮」で、商売繁盛を願って参拝に訪れている多くの人々の姿が見られました。


 その後、「台北圓山大飯店」(タイペイグランドホテル)近くの「忠烈祠」を訪れました。辛亥革命や対日交戦などで命を落とした約33万人の軍人の英霊を祀る祭祀場です。英霊と建物を守る衛兵の交代式は必見でその一糸乱れぬ動きは圧巻でした。奥の建物と入口門前で2回も見もとれていました。


 三日目の昼食は、レストラン「宝島」で炒め物三種類(魚の豆かけ、野菜の炒め、豆腐の炒め物)に大きな石鍋に豚肉、玉葱、えのき、キクラゲ、にんじん、卵餃子、魚餃子、グリーンピース、トウモロコシ、キャベツ、そばを入れていただきました。最後はおじやで案外美味しかったです。


 午後からは「中正記念堂」に向かいました。広大な庭園にそびえ建つ、台湾最大の公共建築物は圧巻でした。故蒋介石善総統の業績を称えるメモリアルホールで、約25万平米の広大な公園の両端には国家音楽庁と国家戯劇院もありました。入場料は無料でこの両院の貸付け収入で維持管理を行っているとのことでした。


 「中正記念堂」を見学した後は、しばらく自由行動の時間としました。
 私達は、昨日行った服飾卸問屋街の「五分埔」へとタクシーで向かい、ショッピングを楽しみました。タクシーは初乗りNT$70の約280円で、運賃も安いため気軽に利用出来ます。ただし、日本の様に自動ドアではなく手動なので自分でドアを開けて乗り降りで、特に降りた後、閉めるの忘れがちになります。約2時間の自由時間の後、4時40分にホテルのロビーに再集合して「士林夜市」に向かいました。 「士林夜市」はグルメから服まで、どの店もリーズナブルでタイペイ最大のエネギッシュ夜市です2時間ほど散策しました。


 「士林夜市」の後は、夕食に「天厨菜館」に向かいました。ここは1ヶ月に約100羽が食されるという「北京ダック」で有名なお店です。油で光るジューシーな皮と甘辛いネギを包んで、特性タレで食べる北京ダックは格別でした。北京ダックの楽しみ方には三吃、二吃、一吃のバリエーションがあります。一吃(1050元) は定番の皮で包んで食べる北京ダックのみ、二吃(1200元)はプラス鴨スープ、三吃(1250元)はさらにプラス鴨肉の炒め。肉は余り美味しくなく、一吃だけで十分でした。


 お腹も一杯になり、三日目の夜のダンスホールの「雅士達ナイトクラブ」に向かいました。そこはビルの12階にあり日曜日の夜でしたが沢山の人たちで賑わっていました。「雅士達」というようにここのホールが上品で一番雰囲気がいいホールでした。
 流れている曲は、ゆっくりなタンゴ、普通のタンゴ、ワルツ、ルンバ、チャチャチャ、サンバ、ジャイブなどでスローやパソは一度もかかりませんでした。台湾での年齢層は20代後半〜30代そして50代で日本よりも大分若く感じました。ヴェニーズワルツも流れ一曲が長いのに元気よく踊ってれました。私たちも負けずに踊りましたが、フロアーを一周してきたらパートナーチェンジをしてゆっくり踊りました。現地台湾の人とも踊りましたが、その時は曲の途中で止めることなく、6〜7分を楽しみながら頑張って踊りました。ここでは現地の人とも交流を深め、みんな満足いくほど2時間余り踊りを楽しみました。
 「雅士達ナイトクラブ」クラブから帰り、ホテルで汗を流した後は昨晩とは違った足裏マッサージ店に行き、足の疲れをとってもらい身体を癒しました。ホテルに帰ってからは台湾最後の夜ということで,部屋で夜遅くまで飲みました。


四日目の4月27日(月)
 今日はもう日本へ帰る日です。朝10時にロビーに集合でした。
 ホテルをチェクアウトして、観光はすべて見て終わったので、今日はまずお茶専門店のお土産物に行きました。その後、免税店に行き、最後の買い物を楽しました。


 台湾最後昼食は自由食となっていましたが、ホテルの近く「台北儂来会館」を予約しておきました。ランチタイムは絶対お得ということで、フカヒレ&アワビのコースを美味しくいただきました。ビール等飲み物をいれてもNT$800の3200円弱でリーズナブルでした。


 台北市内から台北桃園国際空港へ2時すぎに向かい、3時過ぎにはチェックインし、予定どおりチャイナ航空158便で飛び立ち、日本時間午後9時に無事関西空港の到着しました。
 入国審査も無難に終え、シャトルタクシーで京都に帰ってきました。
 こちらの希望に沿ったプランを作っていただいたHISの前田さん、そして、4日間きめ細かな対応のガイドをしていただいた台湾の龍さんには大変お世話になりました。有意義で充実した4日間の台湾ダンスの旅でした。
 今回15周年を記念しての台湾ダンス旅行、社交ダンスを愛し楽しむ私達の夢がまた一つ実現でき大変嬉しく思っています。
 参加者のダンス工房の皆さま、大変お疲れさんでした。次回は何処のダンスホールで・・・・一緒に踊りましょうか。

 とりあえずは、5月11日からのレッスンで頑張り、7月19日(日)夏のふれあいパーティー、7月26日(日)メルパルク京都での大舞踏会、10月18日(日)秋のふれあいパーティーそして、11月8日(日))〜9日(月)の西浦温泉東海園ダンスの旅で一緒に社交ダンスを楽しみましょう!